概要
SQLite3 のコマンドラインツールのまま、
ディレクトリを移動したり、ディレクトリの内容を確認できる。
「.cd」「.system」「.shell」コマンドを使う。
「.system」と「.shell」は名前が違うだけで同じコマンド。
環境
- Windows 10 64bit
- SQLite3 ver.3.33.0
「.shell」「.system」「.cd」コマンドのヘルプ
sqlite> .help .shell
.shell CMD ARGS... Run CMD ARGS... in a system shell
sqlite> .help .system
.system CMD ARGS... Run CMD ARGS... in a system shell
sqlite> .help .cd
.cd DIRECTORY Change the working directory to DIRECTORY
シェルのコマンドを実行する「.shell」「.system」コマンド
現在のディレクトリのパスを調べたり、 ディレクトリの内容を確認することができる。 「.shell」「.system」は名前が違うだけで同じ機能。 ディレクトリを移動するのなら「.cd」コマンドの方が簡単。
sqlite> .shell cd
c:\
sqlite> .shell dir
ドライブ C のボリューム ラベルは Windows です
ボリューム シリアル番号は XXXX-XXXX です
c:\ のディレクトリ
2020/06/13 17:42 <DIR> PerfLogs
2020/10/02 18:09 <DIR> Program Files
2020/07/28 16:36 <DIR> Program Files (x86)
2020/04/05 23:01 <DIR> Users
2020/08/29 16:17 <DIR> Windows
0 個のファイル 0 バイト
5 個のディレクトリ 66,628,870,144 バイトの空き領域
ディレクトリを移動する「.cd」コマンド
基本的にはコマンドプロンプトやbashの「cd」コマンドと同じ。
sqlite> .system cd
c:\
sqlite> .cd Windows
sqlite> .system cd
c:\Windows
sqlite> .cd ../
sqlite> .system cd
c:\
参考URL
-
Command Line Shell For SQLite
公式のコマンドラインツールに関するドキュメント
https://www.sqlite.org/cli.html