2020年10月2日金曜日

SQLite3 コマンドラインツールのままディレクトリを移動、確認する

概要

SQLite3 のコマンドラインツールのまま、 ディレクトリを移動したり、ディレクトリの内容を確認できる。
「.cd」「.system」「.shell」コマンドを使う。 「.system」と「.shell」は名前が違うだけで同じコマンド。

環境

  • Windows 10 64bit
  • SQLite3 ver.3.33.0

「.shell」「.system」「.cd」コマンドのヘルプ


sqlite> .help .shell
.shell CMD ARGS...       Run CMD ARGS... in a system shell
sqlite> .help .system
.system CMD ARGS...      Run CMD ARGS... in a system shell
sqlite> .help .cd
.cd DIRECTORY            Change the working directory to DIRECTORY
                

シェルのコマンドを実行する「.shell」「.system」コマンド

現在のディレクトリのパスを調べたり、 ディレクトリの内容を確認することができる。 「.shell」「.system」は名前が違うだけで同じ機能。 ディレクトリを移動するのなら「.cd」コマンドの方が簡単。


sqlite> .shell cd
c:\
sqlite> .shell dir
    ドライブ C のボリューム ラベルは Windows です
    ボリューム シリアル番号は XXXX-XXXX です

    c:\ のディレクトリ

2020/06/13  17:42    <DIR>          PerfLogs
2020/10/02  18:09    <DIR>          Program Files
2020/07/28  16:36    <DIR>          Program Files (x86)
2020/04/05  23:01    <DIR>          Users
2020/08/29  16:17    <DIR>          Windows
                0 個のファイル                   0 バイト
                5 個のディレクトリ  66,628,870,144 バイトの空き領域
                

ディレクトリを移動する「.cd」コマンド

基本的にはコマンドプロンプトやbashの「cd」コマンドと同じ。


sqlite> .system cd
c:\
sqlite> .cd Windows
sqlite> .system cd
c:\Windows
sqlite> .cd ../
sqlite> .system cd
c:\
                

参考URL