概要
前方一致した部分を削除するにはltrim
を利用する。
と書いてもわかりづらいので、下記の実行例を見るほうが早いかも。
ある文字列と文字列を比較して一致した部分を削除する、という機能なので 使い方を理解すれば結構便利。
構文
ltrim(string1)
ltrim(string1, string2)
第2引数を指定しないと第1引数の前方の半角空白が削除される。
(※全角の空白は削除されないので注意)
実行例
sqlite> select ltrim('abcdefg', '');
abcdefg
sqlite> select ltrim('abcd');
abcd
sqlite> -- # 1.
sqlite> select ltrim(' abcd');
abcd
sqlite> -- # 2.
sqlite> select ltrim('abcd', 'ab');
cd
sqlite> -- # 3.
sqlite> select ltrim('abcd', 'cd');
abcd
sqlite> -- # 4.
sqlite> select ltrim('abcd', 'abxy');
cd
sqlite> -- # 5.
sqlite> select ltrim('abcd', 'abcdefg');
- 第2引数を省略すると半角空白が削除される
- 前方一致している「ab」の部分が削除される
- 前方一致していないので削除されない
- 前方一致している「ab」の部分のみが削除される
- 前方一致している部分全てが削除される
参考URL
-
公式のltrim()に関するドキュメント
https://www.sqlite.org/lang_corefunc.html#ltrim
- あさはか備忘録: SQLite3 後方一致した部分を削除する(rtrim()) https://sfnovicenotes.blogspot.com/2022/08/sqlite3-rtrim.html