2022年7月2日土曜日

SQLite3 前方一致した部分を削除する(ltrim())

概要

前方一致した部分を削除するにはltrimを利用する。

と書いてもわかりづらいので、下記の実行例を見るほうが早いかも。

ある文字列と文字列を比較して一致した部分を削除する、という機能なので 使い方を理解すれば結構便利。

構文


ltrim(string1)
ltrim(string1, string2)
                

第2引数を指定しないと第1引数の前方の半角空白が削除される。
(※全角の空白は削除されないので注意)

実行例


sqlite> select ltrim('abcdefg', '');
abcdefg

sqlite> select ltrim('abcd');
abcd

sqlite> -- # 1.
sqlite> select ltrim('    abcd');
abcd

sqlite> -- # 2.
sqlite> select ltrim('abcd', 'ab');
cd

sqlite> -- # 3.
sqlite> select ltrim('abcd', 'cd');
abcd

sqlite> -- # 4.
sqlite> select ltrim('abcd', 'abxy');
cd

sqlite> -- # 5.
sqlite> select ltrim('abcd', 'abcdefg');

                
  1. 第2引数を省略すると半角空白が削除される
  2. 前方一致している「ab」の部分が削除される
  3. 前方一致していないので削除されない
  4. 前方一致している「ab」の部分のみが削除される
  5. 前方一致している部分全てが削除される

参考URL