概要
json_quote
関数を使用すると、
文字列をJSONで利用できるよう、エスケープ処理を施してくれる。
数値だけを引数に与えると単純に数値として認識される。
構文
json_quote(string)
環境
- Windows 10 64bit
- SQLite3 (3.40.1) Command-Line Shell
実行例
sqlite> -- # 1.
sqlite> select json_quote(1234);
1234
sqlite> -- # 2.
sqlite> select json_quote('test');
"test"
sqlite> -- # 3.
sqlite> select json_quote('[1,2,3,4]');
"[1,2,3,4]"
sqlite> -- # 4.
sqlite> select json_quote('{"a":1}');
"{\"a\":1}"
sqlite> -- # 5.
sqlite> select json_quote(json('[1]'));
[1]
- 数値はそのまま数値として評価される
- 文字列はダブルクォーテーションで囲まれる
- 配列を渡してもそのまま文字列として評価される
- 連想配列も文字列として評価される
- JSONオブジェクトはそのままJSONオブジェクトとして評価される
参考URL
-
Command Line Shell For SQLite
公式のコマンドラインツールに関するドキュメント
https://www.sqlite.org/cli.html -
The json_quote() function
公式のjson_valid関数に関するドキュメント
https://www.sqlite.org/json1.html#jquote