概要
SQLite3 のコマンドラインツールから新しいデータベースファイルを作成する方法はいくつかある。
ここでは.open
コマンドを使った方法について記載する。
構文
.open --new ?file_path?
基本
環境
- Windows 10 64bit
- SQLite Command-Line Shell ver 3.38.0
- ファイルパスと
--new
オプションを指定して.open
コマンドを実行 - 指定したパスに新しいファイルが作成されている
- そのまま作成したデータベースファイルに対しSQLを実行出来る
sqlite> .system dir
ドライブ C のボリューム ラベルは Windows です
ボリューム シリアル番号は XXXX-XXXX です
C:\temp のディレクトリ
2022/03/09 22:02 <DIR> .
2022/03/09 22:02 <DIR> ..
0 個のファイル 0 バイト
2 個のディレクトリ 55,981,309,952 バイトの空き領域
sqlite> -- 1.
sqlite> .open --new "./new.db"
sqlite> -- 2.
sqlite> .system dir
ドライブ C のボリューム ラベルは Windows です
ボリューム シリアル番号は XXXX-XXXX です
C:\temp のディレクトリ
2022/03/09 22:04 <DIR> .
2022/03/09 22:04 <DIR> ..
2022/03/09 22:04 0 new.db
1 個のファイル 0 バイト
2 個のディレクトリ 55,980,941,312 バイトの空き領域
sqlite> -- 3.
sqlite> create table sample (id, name);
注意
指定したパスに既にファイルが存在する場合、 確認なしに上書きされてしまうので注意すること。
参考URL
-
Command Line Shell For SQLite
公式のコマンドラインツールに関するドキュメント
https://www.sqlite.org/cli.html